東京アートプロジェクトサミット

東東京アートプロジェクトチラシ

Fun with Collection 2012『手の痕跡』展と同時開催 彫刻の魅力を探る

fwc2012チラシ

Fun with Collectionは、所蔵作品を様々な視点から楽しんでいただく企画です。今年は、『手の痕跡』展に関連して彫刻の技法や材料に焦点をあてた小展示とプログラムを実施します。
東京藝術大学の協力により、粘土で女性の頭部を制作し、それを石膏、テラコッタ、大理石、ブロンズという異なる素材に置き換える工程を、実物の工程見本や道具・材料の展示とビデオ映像でご紹介します。粘土で作られた頭部は、どのようにして異なる素材に置き換えられるのでしょうか、また素材によって同じ作品は変わって見えるのでしょうか。会場で確認してみてください。ロダンが使った方法とまったく同じではありませんが、基本となる技法を知ることで、ロダンやブールデルの彫刻の新たな見方、楽しみ方を発見していただければ幸いです。また、会期中には、彫刻の技法に関連したレクチャーやプログラムなども行います。
[プログラム]
B「鋳造体験-オリジナルトークンを作ろう」
私たちの身の回りには、型を使って作られたものがたくさんあります。型を作り、そこに溶かした錫(金属)を流し込んで自分だけのメダルを作ります。
日 時:11月18日(日)
①    9:30~12:00 ② 13:30~16:00
対 象:小学校4年生以上 各回定員15名
講 師:柳原絵夢
2012年11月3日(土・祝)~2013年1月27日(日)
開館時間=9:30~17:30(金曜日は20:00まで/入館は閉館の30分前まで)
主催=国立西洋美術館 協力=東京藝術大学:彫刻科研究室・工芸科鋳金研究室・共通工房(石材工房)/西洋美術振興財団
国立西洋美術館ホームページ http://www.nmwa.go.jp/